[ LED発光ブロックシステム ]
1.概要
 LED発光ブロックシステムとは、人間の歩行などによる運動や振動を圧電セラミックを利用して発電するマイクロ電気で、 高輝度LEDライトを点灯させるシステムです。(特許申請中) このシステムは一般の電源を必要としないエコシステムで、地球環境に配慮した安全なシステムです。
 人々の動きや風、波などの運動エネルギーで発電するため、太陽光発電や風力発電と違い、昼夜を問わずいつでも発電できるという特色があります。人や車の動きなどによって作動するので、センサー的な利用もできます。

横断歩道周辺のImpactBattery利用例

トンネル内避難誘導施設での利用例

公共の場でのイルミネーションとして利用
夜道を歩いているとき、歩を進めるにつれ、足元に次々とLEDライトが点灯し幻想的な気分になります。
あるいは、歩を進めるにつれ1〜3歩先の路面が次々に光り、暗い夜道を自然に誘導することなどができます。
また、付属のコンセントを利用しブロックから配線を取り出すと、路側のイルミネーションを光らせたりすることも可能です。

(パース提供/AGC硝子建材エンジニアリング株式会社)
2.詳細
A) 発電・発光平板(コンクリート) B) 発電・発光平板(線状ガラス) C) 発電・発光平板(点状ガラス) S) 発電平板(コンクリート)
A) コンクリート仕上面に25箇所のアクリル材を埋め込み、LEDライトの光を透過させます。 B) 視覚障害者誘導用のブロックです。線状の突起部分にLEDライトの光が透過します。ノンスリップガラス面の屈折により、平板全体に光が拡散します。 C) 視覚障害者誘導用のブロックです。点状の突起部分にLEDライトの光が透過します。ノンスリップガラス面の屈折により、平板全体に光が拡散します。 S) 振動により電気を発電するための平板です。クリーンエネルギーシステムの補助として機能します。仕上はコンクリートの他、タイル等にも変更可能です。
発電装置や発光装置は300ミリ角、厚さ8ミリのゴムシートでパックされているので、防水性に優れているだけでなく、
石やコンクリート板、ガラスの下に敷くだけで簡単に施工でき、メンテナンスも容易です。
写真)B.発電・発光平板(線状ガラス)試作時
3.圧電セラミックの様々な利用例 (資料提供/株式会社セラテック)

圧電セラミックを設けた踏み板の上を歩くと、その人の自重で発電し、数m先の踏み板のLEDを発光させる

圧電発電LEDマット 点灯状態

ステップを踏むとLEDが発光し、ステップの端がはっきり分かり、安全に階段の上り下りができる

救命ボートで、海波のエネルギーを利用して発電させた電気で、テント屋根部のLEDを救助信号点滅させたり、補助照明として利用する

歩行の振動や圧力で発電し、運動靴の後ろを光らせる。夜間歩行時の安全性の向上

クッションの振動により、自転車のサドル部で点灯する。夜間走行時の安全性の向上
お問い合わせ
このブロックには、他にも様々な利用の可能性が有ります。皆様の御利用をお待ちしております。 [ お問合せ ]
■進行方向誘導
 ・非常時(停電時)の避難誘導
 ・映画館や劇場など暗所の通路案内
 ・ビル、共同住宅内の夜間通路の誘導
 ・夜間の公園や庭の道順の誘導
 ・店舗などの入口誘導
 ・暗い駐車場で車両寄せ時の案内等
■エンターテイメント的な利用
■店舗などの宣伝用
■高齢者や障害者の安全確保
■夜間の防犯対策等
開発参加企業(アイウエオ順)
AGC硝子建材エンジニアリング株式会社
株式会社セラテック
東京セメント工業株式会社
株式会社ビーム・スタジオ
株式会社ランドテック
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